ゆうこのゆるゆる通信

おとぼけ天然キャラ(*^_^*)箏奏者・福田優子の周りで起こる、日々諸々のこと

2012年08月

調弦の副産物

初心者の生徒さんにも、レッスン前に調弦を取ってもらっています。

色々試行錯誤した結果、私が一音弾いて生徒さんがそれに合わせる、と言う方法はやめました。

代わりに最近やっているのは、調弦の手順を真似てもらう方法。
まずは生徒さんの楽器の一の音を、私の一の音と同じ音に合わせます。
次に私は一と二を続けて弾き、生徒さんにも一・二と続けて弾いてもらい、私の一・二の組合せと同じになるように、二を取ってもらいます。

ポイントは私が二音弾き、その音程関係を生徒さんに真似してもらう点。
一音ずつ真似してもらうより、「違うかどうかが全く分からず、訳が分からない」と言う感覚が緩和されるようです。
二音に増やす事でメロディを真似する作業に近付き、認識しやすいのかもしれません。

せっかくなのでついでに指使いにも注意しています(欲張り)。
生徒さんにとってはちょっと負担が大きいのですが、楽譜を見る必要がない分、弾く事に集中できるので、曲に入る前の基本のおさらい的な良いウォーミングアップになってるように感じます。
癖も直しやすい。

ただ調弦を取りやすいように工夫しただけなのですが、思わぬ副産物。
これはなかなか良い方法かも( ̄▽ ̄)、と思っています。
あ、自画自讃かな?

レッスン用に楽譜を地道に作ってます

最近は、楽器を持っていない生徒さんも増えました。
その多くは初心者なので、教えるにはちょっと工夫が必要です。

家に楽器がないので、次のレッスンの頃には前に習った事をほとんど忘れてしまいます(楽器があっても練習しなければ同じですが…ニヤニヤ)。
そうすると、上達は亀の歩み。教員養成の集中講義ではないので、とにかく楽しめるようにする事が一番です。

みんなが知っているような、見開き1ページ程度の短い曲を探し、小品が沢山入っている楽譜を何冊も買いましたが、最近の若い人は、文部省唱歌や童謡をほとんど知らないので、一冊買っても数曲しか使えない事がほとんど。
一方、最近の曲は付点がやたら多かったりシンコペーションやアウフタクトが多かったりで、箏用の縦譜でリズムを読み取るのは初心者にはかなりキツく、あまり適しません。
さらに、ただでさえ楽譜と手元を往復して見る作業がしんどいのに、スコアだと行を飛ばして自分のパートだけ見ないといけないのでこれも適しません。

そんなこんなで、結局、暇を見ては
レッスンで使いやすいように自分でせっせと手書きしてます。
これに、伝統的な「さらし」とか「砧地」とか、古典の雰囲気が味わえる4行位の練習曲も入れられたら良いなと思ったりしますが…
レッスンはすぐにやってくるので、まずはネタ切れの危機を回避するほうが先ですね。

考えてみれば私は、子供の頃から沢井先生に付いて習っていたので、周りはみなプロかプロを目指しているお弟子さん。
ほとんどが地方の先生の期待を背負って沢井先生の所に来るので、すでに相当弾ける人達しかいませんでした。
そのため、初心者が一から教えてもらうという所を見たことがありません。
最初の頃の生徒さんには教えるのが下手で、大分辛い思いさせたかも(汗)

カブトムシ君達と茶碗蓮のその後

決して生き物を育てるのが得意ではない私です。

この間、カブトムシ君達にエサを与えた時にふと気が付いた事がありました。

「何か極小の動くものがいる」

よく見ると、芥子粒の半分ぐらいの大きさの白い小さな虫が沢山いるじゃないですか。
主人に
「小さい白い虫がいっぱいいる」
と言ったら
「それはダニだ」
と言う返事が帰ってきました。
うへっ(>_<)ダニっ!!
そこでクワガタ君が去年まで住んでいたケースのマットを取替えてお引越し。今のところ元気そうです。

今日の14:30頃、お家に帰って来て蓮の様子を見たら、直射日光が鉢の半分くらいにさんさんと差していました。
心配になって水に指を入れたら
「やばい…お湯になってる(ーー;)」
慌てて表面の水(お湯)を捨て、鉢ごと水に付けて冷やしました。
この数日、すごく暑い日が続いていたので、お湯になってたのは今日だけじゃないかもしれません。
出たばかりの若い葉っぱが一枚、体調悪そうにしているので非常に心配です。

生き物育てるのは難しいな。

子供コンサート無事終わりました

今年も子供コンサートが無事終わりました。
よかったよかった(^^)

楽器回しの方は思い込みで一ヶ所ミスが出ましたが、そういう時の為にきっちり準備していたので、素早く対応できました(自画自賛)
いや、本当はミスがない方が良いのですが、なかなか上手くいきませんね。

またしても演奏は全然聞けませんでしたが、滅多に会えない子供達に会うのが一つの楽しみになっています。

4才くらいから毎年出演しているMちゃん。今年はお兄ちゃんと共演しました。
実はお兄ちゃんには一恵先生の大阪の公演で一度会っています。お母さん似の可愛い元気な男の子で、リハ中にその辺をチョロチョロ走り回っていた印象があります。
で、子供コンサートの朝Mちゃんに再会したら、後ろに、Mちゃんのお父さんにしては若すぎる男性が立っています。
「誰かしら?」
と思ったら、お兄ちゃんでした!
高校2年生になったそうで、そんなに時間が経ったんだ…と絶句。

友人一家は、長男君が中学生になって、楽器を準備する背中が何となく独り立ちしたそうだったので、兄妹が使う個人箏を楽屋に運ぶのは、次男君にお願いしました。
だんだんそうやって大きくなっていく。
今年デビューの長女ちゃんは、4才だったかしら5才だったかしら。幼いなりに本番前に緊張した硬い表情で待っているのが可愛らしかったです。

それから今年は、小学校1年生のCちゃんとお友達になりました。

来年もまたみんな来てくれるかなぁ。

いつの日かOG・OBが子供達を連れて戻って来てくれる日が来たら良いな、と密かに夢見ています。

明後日は子供コンサートです

今週も慌ただしく過ごしていたら、あっという間に金曜日です。
さて、毎年恒例
沢井箏曲院ジュニア・ちびっ子コンサート
が明後日、8月19日(日)にあります。
皆様是非お越し下さい。
詳細はこちら↓

《沢井箏曲院ジュニア・ちびっ子コンサート》
◆8/19(日)12:30開場、13:00開演
◆中目黒GTプラザホール(東急東横線・東京メトロ日比谷線「中目黒駅」下車、改札出て右、GTプラザ地下B1
◆入場無料

このコンサートの魅力の一つは、子供の成長を見守る楽しみです。
赤ちゃんで抱っこされてた出演者の兄妹が、何時の間にかお箏を弾けるぐらいに大きくなって、出演者に名を連ねているのを見ると、感慨ぶかいものがあります。
そうかと思うと、幼稚園児だった子が高3になって卒業になったり、子供の成長は本当にあっという間。
今年は友人の長女がコンサートデビューなので、すごく楽しみにしてます(^-^)
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ゆうこ

福田優子箏(琴)教室
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