ゆうこのゆるゆる通信

おとぼけ天然キャラ(*^_^*)箏奏者・福田優子の周りで起こる、日々諸々のこと

2015年10月

走った走った!本当によく走った!

朝が苦手で夜になると元気になるタイプです。
小学校の頃から朝の通学は毎日大騒動でした。
低学年の頃は寝ぼけてグズって一泣きしている間に遅刻決定(笑)

だいたいに於いて朝寝坊で早く家を出る事が出来ないので、中学の時はほとんど毎朝走って登校していたような気がします。
同じ中学に通っていた弟はどうしていたのだろう?

ハードだったのは高校3年の時です。
毎朝、遅刻ギリギリで最寄りの上杉山中学校のバス停でバスを待ちます。
しかし、仙台駅で大勢の女子中高生を乗せたバスは
「満員です」
と言ってそのまま通過してしまうこともあります。

その一本が命取りな時間帯です。
おまけに朝はいつも酷い渋滞で、遠くにバスが見えてもなかなかバス停には至りません。
私はその時間を使ってバスに目を凝らします。
もし行き先表示に「急行」とあったら、即ダッシュです。
なぜなら、急行は上杉山中学校のバス停は通過するからです。

隣の「台原入口」のバス停までは、緩い上り坂を500mほど。そうは言っても辞書や教科書で重い学生カバンを片手に走るのです。
たとえ途中でバスに抜かされても、そこが昭和町の交差点より台原寄りだったら諦めません。車道に降りて走り続けます。

なぜ車道?

バスのサイドミラーに映るためです。
あまり距離が離れていなければ結構な確率で待ってくれる運転手さんが多いのです。
他の生徒には悪いけど、遅刻したくないですもん。

バスに乗る事に成功しても、渋滞がさらに続き終点の学校に着くのがギリギリになることもあります。

残念な事に宮城学院の中高校舎は敷地の奥にあります。
さらに残念なことに、バスは校門とは反対側に停車しますが、8車線の道路には横断歩道がありません、一度階段を降りて地下道を使って渡らなければならないのです。
バス停から昇降口まではおよそ400m。
昇降口に辿り着いたら上靴に履き替えさらに校舎の3階までダッシュです。

いや、走った走った、本当によく走った!
このほぼ毎日のダッシュが高校時代の私の健康を支えていたかもしれません。

箏と"ぐでたま"

広島の学校公演にて。
準備の合間にあじゅさんが"ぐでたま"を箏にのせて楽しんでいました。
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ちょっとアップ
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場所を変えて
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もう一丁
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ちょっとした癒しです。
"ぐでたま"の解説は→こちら
だんだんこう言うキャラクター物に疎くなってきました。

さて、今日・明日はおやすみです。
混んでいそうですが、せっかくなので平和記念公園には行こうかな。
連日乾燥注意報が出ている広島。どの学校も校庭の砂が巻きあがって埃がひどく咳喘息気味です。昨日はとうとう病院に行ってきました。
若干ヤブな感じで不安でしたが、症状は治まっているようです。
皆んな元気に公演後あちらこちらを観光し、飲み食べ、広島を満喫するなか、昨年の新大阪に続き、順調に全国の診察券を集めております。

学校巡回公演

日曜日から学校巡回公演で広島に来ています。

広島と言えば!お好み焼き!!

日曜日は5時間近くの大移動に疲れて食べませんでしたが、翌日はちゃんと食べに行きましたよ!
JR広島駅近くのビルに、お好み焼き屋さんばかりが集まったフロアがあり、そこで食べました。
沢山のお好み焼きを、大きな鉄板の上で一度にどんどん作っていく様を眺めるのがとても楽しかったです。
名物の牡蠣も食べました。
いずれも美味しゅうございました。

今回は宿泊先がほぼ同じなのでとても楽なのですが、この数日気温が9月並みだそうで、26度を越える暑さの中、袷の着物で汗だくで演奏しています。
体育館のカーテンを締めるので、聞く方の子供も大変です。
暑くてのぼせたのか、鼻血を出してしまった子もいました。

今日は終演後、4年生の教室で一緒に給食を頂きました。
現役で食べていたのは四半世紀前ですが、その後も学校公演の際に頂く機会が何度かあったので、食べるのは7〜8年振りじゃないでしょうか。

机を付き合わせて1班の子と一緒にお食事。
メニューは
・うどん
・秘密の団子
・リンゴ
・牛乳
「秘密の団子」の何が秘密かと言うと、レンコンが入っているのが秘密でした。食事中にクイズがあり、かなり分かりやすいヒントがあったのに一人だけ分からなかった私(苦笑)

そして本来1:00に給食が終わって1:20まで昼休みなのに、12:50頃に食事が始まったので、男の子達の食べるのの早いこと早いこと。
私がプラスチックの箸でツルツル滑るうどんに苦戦している間に、あっという間に自分達の分を食べ終わり、お代わりまでして、
あっという間に
「ご馳走様でした」
と言うことになり、脱兎の如く教室の外に消えて行きました。

向かい合わせの女の子と居残り給食(笑)
先生ともお話がちょっとでき、お箏をなさる先生だったのでとても楽しかったのですが、まぁお忙しそうで気が付いたら何処かに消えていました。

そして控え室に帰る時には確かに子供達は遊んでいたのに、荷物を取って体育館に戻ろうとしたら、いつの間に始まったのか、濛々と砂を巻き上げて掃除中(この所の広島県は乾燥注意報が出ていて、ちょっとのことですぐ砂が巻き上がります)。
なんて目まぐるしいんでしょう!
特別な行事が入ると大変です。
インフルエンザの季節になれば学級閉鎖もありますし、年間の単位は決まっているので、中には頭を抱えている先生もいるんだろうなと想像しました。
それでも呼んで下さるのだから、子供達の心に残るよう、できる限りの良い演奏をせねば、と改めて気を引き締めたのでした。


10月のコーディネート

秋ですね。
流石に気温が下がってきたので着物を袷に変えました。
これと
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これ
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どちらにするか迷っています。
何が違うでしょうか?

ふっふっふっ

帯揚げが違います。
似たような色ですが、上の方が黄色味が強く、下の方が緑が強いです。
どちらにしようか迷って両方やってみまし。

この着物は高校2年の時に白い紬の反物を頂いたので仕立てました。
生まれて初めて自分用に仕立てた着物です。
紬と言えば普段着に使う生地なので、母は小紋にしようと思ったようです。
しかし着物屋さんが
「小紋はほとんど使わないから、訪問着にした方が良いですよ!」
と主張。
「では色無地に」
と言う母に対し
「紬は染めムラが出来るので難しいです」
と言う事で、珍しい紬の訪問着と相成りました(洋服でいったら、デニム生地でフォーマルウエアを仕立てるようなものです)。

出来上がってみたら合わせる帯が非常に難しく、当時の手持ちの帯では色・柄が合うのは名古屋帯しかないのに、生地に厚みがあり袖が長いせいか締めるとバランスが悪く、散々苦労しました。
四番目の伯母から数年前に回って着た帯が割合上手く合うようで、今回はこの組み合わせです。

20代の頃はまさに一張羅だったので散々酷使し、膝の部分の生地が伸びて褄が下がるようになり、数年前から着ていませんでした。
が、最近平均週間3回も着物を着るので足りなくなって復活。
久々に着ようと出して裏を見たら八掛が一部擦り切れていました。
しかし、表の方は流石に紬だけあって頑丈で、着ないでいるうちにいつの間にか伸びた生地も元に戻っていました。
紬すごい!

まぁでもあんまりな八掛なので、ある程度着たら洗い張りに出します。

ヨレヨレやれやれ

風邪が抜けきらず、なにやら疲れています。
一昨日のホテルのお仕事では…

事の発端は、さすがに10月半ばなので袷を着る事にした事です。
出掛けに持物をチェックしていて、ふと襦袢を間違えている事に気がつきました。
着ようと思って用意した袷は袖丈が60cmもあるのです。通常の49cm丈の長襦袢ではあんまりです。慌てて専用の襦袢を探したら、案の定半襟が付いていません。
急遽、別のに付けようと思っていた半襟を両面テープでペタペタと貼り付け、ざっとチェックして忘れ物もなさそうなので出かけました。
駅まで走って何とか電車にも間に合い、一安心。

しかし、ホテルに入って着替え始めたら、

間違えて左足用の足袋を二枚持ってきていました。

つまり右足用がありません。
15年以上着物を着る仕事をしてきてこんな事は初めてです。
でも、そういう時のために小物入れに足袋を1組入れているので大丈夫。
とうとう使う事になるとはなぁ(感慨)と足袋を履きながらふと見ると、

肌襦袢もない…

こちらも肌襦袢兼用の二部式長襦袢を着ているので、なくても困る事はないのですが他にも忘れ物があるんじゃないかとドキドキしました。
幸い他は全部持ってきていて、やれやれと着終わってエレベーターに乗る前に鏡を見たら、

長襦袢の袖が長着から5cmもはみ出している…

つまり、長襦袢の裄に対し長着の裄が大分長かったようです。
そう言えば、この訪問着は高校の一番太っている頃に作ったものでした。
慌てて控室に戻って普段は使わない「袂クリップ」を装着。
どうにか誤魔化しましたが、15分前に入るところ、10分前になってしまいました。

そしてまた…そんな時に限ってフロントの人が箏の準備を忘れている(注:雰囲気を壊さないよう、楽器のセッティングは演奏者はしないことになっています)

そんな訳で転調の印を付け終わらないうちに時間が来てしまい演奏開始。
もっとも、即興なので転調の印がなくてもそれほど困りませんが。

そんな感じで踏んだり蹴ったりヨレヨレでした。

帰宅後、正絹の長襦袢の袖は洗濯機で洗えないので、外して着物の方に付け替えました。
次回は万全なはず。
やれやれです。


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