ぜんぜん知りませんでしたけど、 去年はカラヤンの生誕100周年だったんですね。 ヘルベルト・フォン・カラヤンと言えば、 私が子供の頃は泣く子も黙る超有名指揮者! てことは、相当高齢になるまで現役だったんですね。 主にラジオで聞いていたので、気が付きませんでした。 カラヤンとベルリンフィルの組み合わせは、独特の雰囲気があります。 偶然読んだ評論の中で柴田南雄が 「氷上を滑る重戦車」 と表現しているのを見つけた時は、 そう、これなの! と、今まで言葉に表せなくてモヤモヤしていたのが、すっきり晴れた感じでした。 その辺りのクールな感じが、批判の対象にもなり、人気の秘密でもあるのかも。 改めてカラヤンを聞くと、完璧すぎて肩の力が抜け、やや上から目線な感じもしますが、 やっぱりクールでかっこいいなぁと思います。